ヴァイオレットエヴァーガーデン

映画館に行った人はほとんど原作を読んでいて、オチを知っていると思うので、まあやっと会えたなあとかそういう感じなんじゃないかと。

 

多分、「愛している」を知ったからヴァイオレットは尊いのではなくて、少女の頃から本当に素敵な人間だったから、ヴァイオレットは「愛してる」を知ることができたという話なんだとは思ったりはする。

 

ラストにどんな言葉を交わすわけでもなく、ただ愛する人と向き合い涙するというのは、手紙の解釈としては重たいなあと思いました。ああ、この時のために人は言葉を重ねるのでしょうと。